友達

僕は去年1年間大学に無料で侵入し大学生に交じって勉強したり討論するという鋼もしくはバカメンタルの持ち主にしかできない違法行為で凄く楽しい思いをしたんですが、流石に今年は遠慮しようかなと思っていたら精神科の先生が「またやりなよ」ってすごく勧めてきます。

確かに勉強したり学生とディスカッションしている間はホント生きてるって感じがするし、発作が起きそうになっても這ってでも行きたいぜオルルルルルアっていう根性のようなものは得ました。

一昨日も病院行った時に「大学行けそう?」って聞いてきて、そんなに鬱に良いのかなあと不思議に思いながら、大学はなんだかんだで4月中旬まで授業始まりませんよって言いました。

 

僕には高校以前の友達がいません。幼馴染はある朝突然亡くなってて(死因は謎)、中高を共に過ごし大人になっても酒飲み友達で親友だと思ってた奴は僕のストーカーと化し、ストーキング行為がバレて失踪しました。この話めっちゃ面白いんですけどオリジナリティありすぎて個人特定されそうなので書けない。

 

そんな友達のいない僕ですが実はいます。1人。15年くらい付き合ってる親友がいます。新幹線で2時間かかる距離な上に相手は子供生まれたばっかなので連絡もなかなか取らないし、15年の付き合いって言っても途中3年くらいマジで交流が無だった時もある変な距離感の親友です。その友達に昨日くだらないLINEをしたのでお互い近況報告をしました。何時間もずっとLINEしてました。人生の話とかじゃなくて最近の仮面ライダーがやばい(ジオウサイキョウ剣的な意味で)とかお勧めのボドゲの話とかをたらたらして寝ました。

彼と僕との間には奇妙な緊張感があって、それは彼が僕のことを知りすぎているからだと思うんですが(その逆もそうです)、なんでも話せるし相手の考えていることや発想や人生観が解っているからこその、僕と彼の間にしかないルールとても呼べるやつかな。ここは非干渉、みたいな領域も特に思いつかないしお互い空気読まずに好き勝手な話をするんだけど、この共有してるからこその緊張ってなんだろうな―――。きっとお互い「あえて言わないこと」カテゴリがあって、別に言っちゃいけないわけじゃないしなんなら言うんだけど、その「あえて言わない」場所がもう目視できるレベルでわかっちゃうので、ふーんと思いながら(というかふーんとも思わない心情で)付き合っている。僕、自分で書いてて思ったんですが微妙な文章だと思いました。書いてるうちによくわかんなくなってきました。1057文字。